カメラが使えるFroyoを焼いてみる

今日の未明に新verが出てました。
なんで、さくっと焼いてみました。

焼くまで

http://tylg-linux.blogspot.com/2011/09/unstablecm4is01.html
上記を参考に…。
…えっ?
あ、はい。解説しましょう。
大前提として、IS01 rooterがないとダメですよ。
また、BB09までが対応です。BB10は…どうなんでしょ?

重要なこと

IS01 rooterのstep3まで実行したあと、端末エミュレーターからatmyownrisk.shを作動させなくてもrecoveryに書き込みできます。
また、下記の動作をする前にrecovery領域のバックアップをおすすめします。
$ su
# dd if=/dev/mtd/mtd2 of=/sdcard/is01rom/recovery.img
↑この例では/sdcard/is01romにrecovery.imgと言う名前でrecovery領域がバックアップされます。
というのも、dount側の初期化の際に元のrecovery領域が必要となります。
dountの初期化の前にdount側の端末エミュレーターからこう入力を。
$ su
# flash_image recovery_wr /sdcard/is01rom/recovery.img
↑これは/sdcard/is01romにrecovery.imgと言う名前のrecovery領域のバックアップがある場合です。
非常に重要なことですが、改変recovery領域のままdount側を初期化すると文鎮化しますからねっ
( ´ω`)っ「ご注意ください」


http://dl.dropbox.com/u/8990231/system-0905.tar
http://ubuntuone.com/2FsdEPfrkNCMu5eYMHWbxA
上の二つを落としてきて、/sdcardに配置。
dount側の端末エミュレーターで以下のように入力。
$ su
# flash_image recovery_wr /sdcard/froyo_bootv3.img
# mkdir /data/cm4is01
# cd /data/cm4is01
# tar xvf /sdcard/system-0905.tar
# mv system-0905 system
# chown root.root /data/cm4is01/system/xbin/*
# mkdir data cache
# sync
# sync
# sync
# cd /data/cm4is01/system/xbin
# chmod 6755 su
# chown root.root su
# chmod 6755 hcitool
# chown root.root hcitool
# chmod 6755 librank
# chown root.root librank
# chmod 6755 procmem
# chown root.root procmem
# chmod 6755 procrank
# chown root.root procrank
# cd /data/cm4is01/system/etc/dhcpcd
# chmod 755 dhcpcd-run-hooks
# chown dhcp.shell dhcpcd-run-hooks

かなりコマンドが長いです。
初期状態でrootがとれないため、行程後半で手作業で修正を入れてます。
さらに、/data/cm4is01/system/build.propに手を加えます。
というのも、このまま起動すると英語表示になってしまうためなんですが。
以下のように当該部分のみ修正します。

ro.product.locale.langage=ja
ro.product.locale.region=JP

また、あたしの場合は

ro.sf.lcd_density=180

こちらも書き換えました。
で、端末エミュレーターから以下を入力。
$ su
# reboot recovery
初回起動にはかなりの時間がかかります。ゆっくりコーヒーでも飲んで待ちましょう。

……
………
さて、起動後に選択肢が出てくるので、Setup Wizardを選択。
設定は自動的にスキップされhome画面が表示されます。
そして、Froyo側の端末エミュレーターから以下を入力。
$ su
# fix_permissions
Homeキーが効かないときは端末エミュレーターから
# fix_homekey
を入力すればいいようです。

さくさくするために…(9/23追記)

http://ubuntuone.com/p/15GA/ からダウンロードしたzipを展開して、中から出てきたファイルをFroyo側の/system/etc/init.d/にコピー。
Froyo側の端末エミュレーターでこう入力。
$ su
# chmod 777 /system/etc/init.d/S97ramscript
# reboot recovery
マーケットからは「No Lock Screen」を入れる。←ロック画面無効
日本語入力は一般的におすすめされるであろうフリックWnnではなく、Pobox touch 4.3を使用中。
今回のROMでは忌々しきソフトキーが出ないし、文字キーで入力切り替えができるんでsocialIMEを使わないと京急とか東急とか変換できないWnnよりは、手を加えてあるPoboxの方が最適かと。
http://www1.axfc.net/uploader/H/so/141050.dat&key=pobox
上記URLより落としてインストール。
マーケットはhttp://forum.xda-developers.com/attachment.php?attachmentid=511813&d=1297128032
↑からsignedの方を落として、vending.appにリネームしてから/system/appに上書き。

使用感

以下に前までのとの変更点を…

  • カメラが使えるように

ただ、3Mpixelまでだけど。
本来は5Mまで行けたはずなんですが…

  • Alt+数字が使えるように

これでVoltter+もいらないです。

  • イヤホンから音が出るように

作成者に感謝です。